- SHI-NO夢の最果て (富士見ミステリー文庫 76-7)
- 上月 雨音
- 富士見書房 2008-03-08
あらすじ
「目指すべき場所があるなら、そこを目指して進めば良い。それがないのなら、見つければ良い。見つからないのなら、ただ生きれば良い」。普通はみんな『なりたい自分』になるためにあらゆる手段を使うというのに、志乃ちゃんはいつだってシンプルだ。僕の『なりたい自分』は、志乃ちゃんとずっと一緒に歩いていくってことなんだけど―。僕の中に芽生えた志乃ちゃんへの不安や不信が「本当にこのままでいられるのか?」と僕の心をざわつかせる。
だから、ねえ、志乃ちゃん。未来なんか見えないけど、僕は『なりたい自分』になれるように、真っ直ぐ歩いて行こうと思う。そこに辿り着くことだけを見つめて、シンプルに―。大学生の僕と小学生の志乃ちゃんとの純愛系ミステリー!!
久しぶりに本格派ミステリーなラノベを読んだ気が
とはいっても内容が本格派なのではなく、終始物語を貫く雰囲気がといったところだろうか。
そういう意味ではあくまで”ミステリーっぽい”という印象の1作。
あえて突っ込むとするなら、刑事さんサイドの捜査状況がいまいち見えてこなかったので志乃ちゃんに頼りまくりんぐwwな印象を受けた所でしょうかw
そして真相が暴かれていく展開がちょっと強引な印象を受けたというのが大きい。
読み進めていって、限られたピースの中でその可能性を仮定してもちょっとあり得ないかと思ってしまうというとしっくりくるかも。
前半の捜査が空回り気味で、証明のキーとなる種が出てくるのが若干遅くてテンポが悪かったかなと。
ミステリーものとしてはそういった要因のせいで”ミステリーっぽい”といった印象になってしまいますが、
緊迫した心理戦に、社会においての人間関係や人生観とテーマの話題は重くそれ故に見所がありました。
――小学生vs大人という組み合わせの心理戦は思ったよりも新鮮で面白い。
何やら気になる新刊がでてるな~と思って購入したのですが、シリーズものだとは知りませんでしたw
とは言っても全く未見でも支障はなかったですー。
内容としては・・・
なかなか面白かったものの、どこか物足りない印象が。
しかし、その物足りない部分というのは明白で
志乃ちゃんやキララ先輩のことをよく知らない状態で読み進めたせいで
それぞれの登場人物の性格や思惑を読み取りにくかったところがポイントですかねー。
というわけで、志乃ちゃんに大変興味がわいてきたので
*
1
近々1巻を手にとってみようと思います。
いや近々なんていわずすぐ手に取りたいw
ロリロリしたラノベというとどこか甘ったるかったり「お兄ちゃん~」なものが一般的
*
2
ですが、
年下の女の子(とくに小・中学生)に罵られたり、知力で圧倒されるといったシチュエーションに萌える僕には嬉しいシリーズですww
ハァハァ・・・志乃ちゃんにグサリとイタい所を追求されるとことか堪んないィーーっ!
というわけで改めて物足りない点を思考してみると、
今作はどちらかというと志乃ちゃんよりキララ先輩が主人公な巻だったからという結論に至りましたw
志乃分が足りないですぅ。

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