- メグとセロン 2 (2) (電撃文庫 し 8-25)
- 時雨沢 恵一
- アスキー・メディアワークス 2008-05-10
あらすじ
いや~青春だなぁー。
前作の続きのお話ということで、改装中の倉庫に潜入する所から物語が始まります。
セロンの冷静な判断力がキラリと光っていて、先の見えない探検シーンにドキドキハラハラさせられながらも安心して見守ることができました。
ひとつ挙げるとすれば、入り口で他のメンバーの同行を渋ったところが危うかったかもしれませんねー。
というのも、みんなそれぞれ活躍する場面があって誰が欠けていても事件の平和的な解決は難しかったと窺い知ることができるからです。
ナータの聴力には驚かされましたね~。
ニックが気を利かせて演技をするところもまた良くて、声を張り上げながらも顔が引きつってるだろうセロンに、にこやかな笑顔で演技をしてみせる情景が浮かんできてニヤニヤがとまりませんでした。
そして、今回の騒動のキーパーソンになったのがメグ。
事件の真相は実に意外なものであの人やらあの人の正体には驚かされましたねぇ!
上級学校って本当に凄い身分の人ばっかりだなぁ……。
事件が終わったあと、以前よりもより結束を強めたセロンたちが微笑ましかったです。
いつも通りイケメンなセロンを取り巻く女子演劇部員達が急に仲良くなり始めたナータとメグに嫉妬する様子や、ニックと戯れるジェニーにラリーがとても良く描かれていたと思います。
メグの何気なく放った一言にガチガチに硬直しながら、内面では嬉しさに打ち震えて幸せを噛み締めているセロンが 可愛くて可愛くて 仕方がない。
セロンもだけど、メグも相当にニブいよね?
新しく部員となった新聞部の面々がこれから青春の1ページを彩っていくようで羨ましいですなぁ。
それにしても、主要な登場人物6人を同時に書ききるというのはすごいですね~。
随所に苦労したであろう場面が感じ取れたものの、ちゃんと各キャラの個性まで丁寧に描かれていたと感じました。
―あの時、道を間違えなかったのさ
前作の続きのお話とは別に2つの短編が収録されています。
ひとつは『セロンの夢』
セロンが夢でうなされながら、上級学校に入学した経緯やメグへの想いを妄想を踏まえて語ってくれるお話です。
セロンって本当に鈍感なのね。
それでいてとっても純情で素朴なところがニクめない。
目が覚めたところで、何もできないのがセロンなんですよねぇー。
もうひとつは『ラリーとセロン』
セロンとラリーが出会った経緯をラリーの視点で見れるお話です。
文体もこれまでとは一変するのですが、
もうこの頭の弱い感じが堪らない!!
ちょっぴりボケボケな13歳の可愛いラリーが想像できて可愛らしくて堪りませんでした。
なかなか際どい出会いではあるものの、気が合いそうな2人の様子が感じとれますねぇ。
「まあな。――あの時、道を間違えなかったのさ」
このセリフが実に粋で、本編の余韻に浸ることができる実にいい締め方でした。
相変わらずあとがきが飛ばしてますなぁ!
前回に引き続きキャラ萌え路線まっしぐらなあとがきが見所です。
今回は『学園キノ』より破天荒な木乃が登場します。
あと、イラストの黒星紅白さんのあとがきなんですがその気持ちわかりますよ?
『ジャージ+ひっぱりチカラ』
にゅ~っとひっぱられたジャージに申し訳程度にぷっくりと膨らんだ可愛らしい薄い胸を堪能するのですね、わかります。
えぇ、そうじゃない?
脱ぎ捨てられた直後のジャージの残り香を堪能するんですね、わかります。
あのアレ・・・・僕キモイ・・・。ふひひ。

![[読了]メグとセロンⅡ 三三〇五年の夏休み <下>](http://blog.ajin.jp/wp-content/cache/ttftitles/57893f6123cf7470777f850d042f50ff.png)

















Trackback policy - トラックバック・ポリシー
言及リンクは特に必要ありません(が承認待ちになることがあります)。
初めてされる方もお気軽にどうぞー。頂いたトラックバックは丁寧に拝読させて頂いています。
内容が良かった場合はこちらからもトラックバックを送らせていただくことがあります。
あとは、基本的に承認なしなのですぐに反映されますが、機械的に弾かれてしまったトラックバックは承認までにお時間を頂くことがあります。こちらは手動での作業となりますのでご了承ください。
内容が悪質な宣伝目的やスパムと思われるものや全く関係のないトラックバックは削除します。
TrackBack URI