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丸鍋ねこ改造計画〈仮〉 (MF文庫J (な-03-04))
- 七位 連一
- メディアファクトリー
絶対に笑わないどころか怒ったり泣いたりもしない、完全無感情なクラスメイトの隠れ美少女・丸鍋ねこ。お調子者の春田リクは、難攻不落の“要塞”とあだ名されるねこをなんとか笑わせてみせようとあの手この手のアホ作戦を計画し、不屈の闘志で何度も彼女にアタックしてみせる。しかし丸鍋ねこにはもう一つ、“ 災い”と噂される、近づく者に次々と降りかかる不可思議な現象がつきまとっていて……? MF文庫J新人賞受賞作家の新境地は、新人賞投稿時から秘めていた強攻タッチの筆をいかんなく揮うハイテンション野放図コメディ!! 包み隠さず大開放!!!
「異議あり!」
「却下ッッ!」
「17世紀イギリスに女子高生はいません!」
「諦めるな! 信じろッ! 信じる力こそが科学のエネルギーだッ!」
「さらに異議あり!」
「議長はニュートン女史とおっしゃいましたが、ニュートンは男です!」
「……はン。なァにを言い出すかと思えば……」
至極もっともな指摘を、しかしリクは一笑に付してみせた
「いいかよく聞け」
エラっそうにチカの鼻先に指を突きつけ、支配者の笑みとともにリクは断言した。
「――あらゆる歴史上の人物は美少女だ」
一瞬ニュートンって女の人だっけ? と本気で思ってしまったのが素で悔しいw
他にも引用したらキリがないくらい名台詞のオンパレード。
なんとも強烈な頭わるい系コメディです。
これだけ脊髄反射的に感想がかけてしまう作品も珍しい。
頭の中が超絶ハッピーなリクがどんだけ尽力しようとも一向に心を開かないねこの姿が印象的だったんですが、実はさり気に反応しているところが可愛かった。
多分素でやられたら鬱陶しいことこの上ない気がするのだけど、リクだったらなんだか許せてしまうんですよね~。
この掛け合いが絶妙で、とても魅力的な日常描写が溜まりませんでした。
あと、口とは裏腹の口調と感情が一致しないツンデレなひょうも可愛かった。リクのアホな行動にいちいち反応してやきもちやいてくれるところがニヤニヤものですね。
もう、あふれんばかりの個性。
そんなリクたちでしたが、後半はまさかの超絶展開。
予想斜め上の展開に正直驚きましたが、リクの変わらない態度に一気にコメディパートに引き戻されましたねぇ~。
ねこの秘密とかなんでもなかったようにおバカな掛け合いが繰り広げられるのが堪らなく良かった。
リクって本当にいい奴なんだなー、バカだけど。
あとがきまで同じようなノリが続いていてこの作者は本当にこういう文章を書くのがうまいんだなぁーと痛感させられました。
その気持ち分かるよ! マジメに女性読者に媚びる姿勢に感服した!
しかし、残念ですが女性読者には気持ち悪がられると思います^^
これは素敵な学園コメディでしたねぇ。
異能な設定はあるので改造作戦は終わってしまいましたが続巻は期待できそうです。
これは続きが楽しみなシリーズになりそうだ。


















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