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ラッキーチャンス! 4 (4) (電撃文庫 あ 13-24)
- 有沢 まみず
- アスキー・メディアワークス
大好きな雅人と同じクラスに転入することになった、福の神のキチ。これで日本一不運な雅人にちょっとは幸福が訪れると思いきや、そんなことはまったくなく…。突然、校長室を訪れた恋の伝道師の占いに、キチも雅人も二之宮さんも巻き込まれ、学校は大混乱に!いったい雅人の運命の人って誰なの!?その他、片想いの二之宮さんと、キチ、トト、夏美と一緒にプールに行く話や、天草沙代とめちゃくちゃ怪しげな屋敷で特殊な趣味の悪霊たちを退治する話など、今回もお色気いっぱい夢いっぱいでお届けします。
あなたたちへの託宣はその紙にしたためておきました。
津向徹也 『殴られ、蹴られ、引っぱたかれる』
キチ 『想い人が下着を見られるより先に自分の下着を見せて、褒めてもらう』
二之宮良子『今日、一番、最初に手にした大事なモノを胸に抱きしめる』
桐島藤治 『もっとも身近な男性とキスしてみること』
外神雅人 『二人っきりの空間で抱きつかれる』
まぁ、害はありません。ただ、その紙に書いたとおりに行動すると割合良いことがおこりますよ、ってことだけです。もちろん、恋愛的な意味でね
表の世界でも有名な霊能者、マルクリエール里子の託宣がきっかけでそれぞれの思惑ぶつかり合う思わぬ大騒動が巻き起こる!
キチの電撃的な転入劇によって、いつにも賑やかさを増した雅人たちでしたが、各自の恋模様が明るみに出ることによって誤解が誤解を生みいつもどおりのおバカさで繰り広げられるドタバタコメディが見所でした。
いや~面白いなぁ。
本作はいつにも増して構成が巧かったのではないかと思います。
細かな要素の欠片が巧みに重なりあって、張り巡らされた糸が手繰り寄せられるように物語を紡いでいくのが爽快でしたねぇ。
シリーズももう4巻目ということで危なげない面白さを展開してくれました。
きっかけといえばごく些細なきっかけなんですが、徐々に自分の気持ちに気づいていく良子に、やっとかー! という思いでしたね。夏美があきれる理由もよく分かる。
そして、ふとしたきっかけで明かされる良子の意外な一面も――。
一方、キチのほうは雅人にべったりなトトというライバルが増えて面白くなさそうなご様子。
キチとトトの微笑ましい雅人の取り合い合戦が和んで和んで仕方ありません。
随分と幼い駆け引きではありますが、キチの中にも新しい感情が芽生えてきたんじゃないかなぁ。
もうわたし、お嫁にいけないこと一杯された!
あー、もう沙代が可愛すぎる。
順調にお色気要員の立ち位置を確立しましたね。
どうしようもなく恥ずかしいのだけれど、つい意地をはっていちいちツンツンしてしまうから受けキャラになっちゃうんだよっ!
雅人に次第に好意を抱いていく様子がもう見まごう事なきツンデレで見ていて微笑ましかったですねぇ。
今回は存分に沙代の出番があります!
沙代ファンは是非チェックすることをオススメします。
天草沙代さんが、何に”気がつかない”のかは、各自、自分の目でご体験ください。
「マサト~、ぶらうすのぼたん全部、外した!」
「そ、そう」
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「マサト~、上着脱げた!」
「そ、そう」
「すかーと取るぞ?」
「だ、だからね、キチ」
「すかーと、取った!」
すとんと何か布地が床に落ちる音。雅人は悲鳴のような声で、
「一々、報告しなくて良いってば!」
だが、キチは聞いている様子もなく、
「じゃあ、次はパンツな!」
~~~
親指をかけて、ぐっとゴムを引っ張り、一気に下に降ろそうとしていて。
上半身は裸。その小ぶりな胸は丸見えで、その白いいたいけな身体は全部露わ。今、一息に降ろされたパンツがキチの足首で引っかかり……
あぁ、こうして見てみると僕はやっぱりキチが一番大好きですね。
幼い体つきを存分に見せつけてくれちゃうんだから溜まりません。
あぁぺろぺろ舐め回したい。下の先で優しくサクランボの房を扱うようにぺろぺろぺろぺろ。くんんかくんかすーはすーはー。フヒヒ。
なんて妄想しているところをキチに痛めつけられたい。
今回もラッキーチャンス!の魅力満載なシリーズ第四巻。
やはり今回の見所は微妙に進展する恋模様ですかねぇ。
各人揺れ動く感情を前に、ここぞとばかりに訪れる<ラッキーチャンス>。
それぞれが思い描く展開に、いつものドタバタコメディが絡まりあって素敵な<幸運到来>を招いた4巻でした。
そろそろ何かが動き始めそうな予感、僅かに漂い始めた不穏な空気にどう伏線が回収されていくのか続きが楽しみです。
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