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鏡原れぼりゅーしょん (一迅社文庫 は 3-1)
- 林 直孝
- 一迅社
俺こと来摩久司(くるまひさし)は家も特に裕福ではないし、スポーツ万能で国体にとかそんな特技もない、ただの貧乳大好きな平凡な高校生。しかし、他人には言えない秘密を押し入れの中に抱えていた。そんなある日、清楚で可憐、誰もが憧れる同級生の鏡原奈結と二人で、友人が所属するラクロス部の試合を観戦することになった帰り道、不気味な鼻歌とともに視界が暗転。
気がついた時には、俺と鏡原さん、ちょぅど近くにいた転校生の津吹あいらの三人の意識が入れ替わり、俺は鏡原さんの身体に、鏡原さんは津吹さんの身体に、津吹さんは俺の身体になっていた。
なんでも300年の歴史ある名家の鏡原家には、ある条件を満たすと長女の身にだけ起きる「八津当輪の呪い」というものが伝わり、これはその影響だという。
呪いを解くには「人魂鳴動の蝕」のときに、心と身体が入れ替わった三人のうち二人がキスをすればいいらしいのだが、そもそも「人魂鳴動の蝕」って何だ?
鏡原家に伝わるヘンテコな呪いを解くための悪戦苦闘がここに始まる。
「このまま締め付けて窒息させてやる!」
「これは、伝説の大技ベアハッグですね。分かります!」
えええその結末は予想できなかった! 続くのか!?
クラスで気にはなっているんだけどあまり話したことはなかった女の子とある日突然ぶつかった拍子に身体が入れ替わってしまうという、大昔にどこかで見たような * 1 人格転移・性別入れ替え学園ファンタジーでした。
でも、二人がそれぞれお互いに入れ替わった……というわけではなくて、そこに第三者で何故かいつの間にか現れた無口な転校生が絡まってきて――。
第三者がそれぞれ一巡したように入れ替わってしまったから一筋縄ではいかない。
展開もそれほど洗練されているわけでもありませんし、結構突拍子もない設定が出てきたりと戸惑う描写があったのですが、これは抜群に面白かったなぁ~。なんというか、もし女の子と身体が入れ替わっちゃったらこういう所が困っちゃうよなぁという生活レベルの悩みまでしっかりと描かれていたのがポイントで知的好奇心をくすぐられちゃうんですよね。
お互いの精神レベルではちゃんと会話が成立しているんだけど、その光景を第三者からみるとなんとも滑稽にみえるシーンがあって、内面と外面のギャップを脳内展開しながら読み進めていけたのもよかった。
鏡原さんin津吹ボディのジャーマン・スープレックスは笑ったなぁ~。いや、これは逆の意味でのギャップか。
久司の突っ込みどころ満載の詭弁話術なんかも、奈結の容姿で言われると説得力がでるというかゾクゾクきちゃうなぁ。
第三者からみると、鏡原さんと津吹さんが妙に親しげにイチャイチャしていたり、来摩久司がどうしようもないヘンタイ馬の骨だったり、ニヤニヤが止まりません。
186ページ挿絵のあいらいin久司ボディの表情がとてもシュールでツボった。
このドタバタ性転換コメディを見ていると、やっぱり僕はあいらの身体に入りたいなぁ。僕も貧乳教徒なので久司の気持ちは凄くよくわかります。
ナイチチもいいけど、やっぱり僕はあいらの薄い眉毛が好き。
このなんともいえない根元の毛の生え方がエロティックで興奮してしまう。貧乳教徒と同時に眉毛フェチでもあるのです。そして無表情で天然で僕っ娘とくればこれはもう選ばない理由がない。
折角入れ替わったのに、久司のヘタレさはもったいないと思うんだ! 僕ならまず上と下をくまなくチェックして、とりあえず着ていた服の臭いを思う存分嗅いでから、ついでにいろいろなところをいじってナニしてみると思います。へ、変体だ~!!! その他、色々な服を着て一人ファッションショーをやってみたいなぁ。
とりあえず一通り願望を並べてみたけど、好きな人だからそんな性的な視点で見たくないというのもなんかわかるなぁ。つまり久司は純情でどうしようもない初心っ子なのです。奈結は最初巨乳だから好みの対象外かなぁ~と思っていたんですが、その内面はなかなかに素晴らしくてちょっとキュンときちゃいました。この二人はやはりお似合いだ。
そしてつまり結論を言うと
いやまああいらの内面も大好きなんですけどね。あぁ、あいらのスポーツブラを思う存分おいしく頂きたい。久司は冗談だって言っていたけど絶対おいしく頂いただろ! 貧乳教徒だから分かるんだからねっ! 貧乳教徒にとってスポーツ/ジュニアブラは最高のお布施なのです。それも脱ぎたてとな!?
あぁ、ついつい興奮してべらべら書きつらねてしまった。 アントニオ並みにウザくてすいません。
あいらの正体が明らかになったときには、そのあまりにも突拍子のなさにどうなるのだろうと心配しましたが、うまく良い感じにまとまってくれて良かった * 2 です。最後のキスはたまらんなぁ……ぐへへ、ご馳走様です。
一見関係なさそうに見える伏線が回収されていく様子はお見事でした。
ラストのエピローグは一巻完結でもきれいに終われるし、続きも書けそうなどちらともとれる〆かたでしたが、僕はまたこの登場人物たちで続きを読んでみたいなぁ~。
でもやっぱり璃野はいらない娘。
僕はあいらのすかんぴんボディをまだまだ拝み倒したいのです。いくら奈結のおかげで巨乳の素晴らしさが伝わってきても僕は巨乳派にはなびかんぞ~!
- 「これは、伝説の大技ベアハッグですね。分かります!」 - いつも月夜に本と酒
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