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このライトノベルがすごい! 2009
- このライトノベルがすごい!編集部
- 宝島社
作品ランキングだけではなく、キャラクターランキングや人気キャラのイラストギャラリー、イラストレーターランキング、インタビューなど、いろんな角度から“ライトノベル”を楽しめる、まさにライトノベルガイドの決定版。毎年、爆発的に増加し続けている一般アンケート者や、目利きの人たちが選ぶ今年のベスト作品はこの一冊に詰まっています!
このライトノベルがすごい! 2009 発売開始。
というわけで、とうとう今年のランキング順位が発表されました。
順位の一覧は、wikipediaなどにまとめられるまでは各自お手にとってご確認頂くということで。
順位に対する詳しい言及はまた後ほど追記するかも……というわけでとりあえず簡単に雑感を記してみます。
1位~3位は納得の順位、それ以降10位までの順位がなかなかに予想できなかった意外な結果になったのではないかと。
なるほどなぁ~。鉄板シリーズの勢力が徐々に落ちつつはありますが、それでもまだ影響力は強いですねぇ。今年の新刊で勢いが増した作品については堂々と表を獲得したのに対し、今年目立った動きのなかったシリーズは徐々に10圏内から脱落し始めているという傾向を示しています。
男女別のキャラクター投票は、やっぱりまだまだアイドル性が強いな、という印象。シリーズの読者数に比例しているという印象が抜けませんね。キャラだけ異常に立っているとかいう作品出てこないかなぁ。
イラストレーター部門は、枚数を描ける人が上位に……という印象ですかな。やっぱり僕の投票はマニアックすぎたのかなぁ * 1 。上位の人たちは嫌いではないのだけど、熱くいい所を語れるほどの持ち味を持っているイラストレーターさんだとは言い難い気がしました。
共通しているといえば、良くも悪くも安定している、といったところでしょうか。
知名度で順位が決まるのはある意味当然のことなのかもしれない、だけれどもイラストレーターさんに関してはべらぼうにうまいなぁと呆けてしまうような技術的なスキルや、作品との協調性、そしてその人自身にしか持ち得ない「持ち味」が反映される流れになってくれれば嬉しいなと思います。
まだまだライトノベルに関しては、イラストレーターにおける個々のパーソナリティはそれほど重要視されていないのかなぁと思ったのでした。
しかしながら、まだまだ鉄板シリーズが強いなぁ~。ラノベ感想サイト界隈で話題になった作品もあまり順位を伸ばせなかった結果となりました。
特に僕の投票したシリーズはほぼ圏外となかなかに世知辛い結果に。
付喪堂骨董店は見た限り、結構ちらほらと票が目に付いたのでもしかするともしかするかなぁ~なんて期待しておったのですが、さっぱりダメでした。
うはーん、折角数年ぶりのシリーズ新刊だったのにぃいいいい!
まだまだ世間では、ファン層にしか伝播しないマイナー作品だったようです。強いファンがいる一方絶対数が少ないのかも。
その他、話題になったベン・トーやとある飛空士への追憶やさよならピアノソナタなどは面白い考察がなされています。
[HP]アンケートと[協力者]アンケートで比較した集計結果の相違はなかなかに興味深い。
協力者票を「先物買い」的な傾向を表していると表現しているのは実に的を得ている。
本当に少しずつではありますが、確実に鉄板シリーズの勢いを削いできているのは確かです。
[協力者]→[HP]→[モニター]と評された認知度の流れは、裏を返すと協力者層に認知された作品ほど大人の好む作品だと捉えることができるでしょう。
アンケート回答者の年齢層の分布を見てみても、23歳以上~が~18歳までの層と同程度に多く、19~22歳の層を板ばさみにする形で二極化が進んでいると言えます。
大人の読者もかなりの人数がいることが伺えるので、いわば協力者層に認知されながらもランキングの結果が振るわなかった作品はターゲティングが曖昧だったと考えることができるかもしれません。
「ライトノベルが好きな大人」
この人たちに訴えかけることが出来るかどうか。
そこら辺りをうまく突いていくことができれば、面白い作品により多くの人が出会える機会が増えるかもしれませんね。
とある飛空士への追憶なんかは、大人層への可能性を追求していくきっかけのような作品の気がして応援せずにはいられません。
このアプローチは、ガガガが他レーベルを大きく引き離して積極的 * 2 なので是非とも動向を見守っていきたいです。
その他、ピックアップされた作家さんへのインタビューなんかも収録されています。
葵せきなさんがかなりイメージと違ってビックリ。綺麗なお姉さんかなと思いきゃ、男性だと知ってひょろひょろ~とした優男風の風貌をイメージしていたらその実ダンディなお兄様だったとは。
いやはや、なかなかイメージと食い違うところが面白いのです
他にも、作品・イラストレーター部門で1位をとられた作家さんへのインタビューもありますよ~!
と、いうわけで。
今年も十分中身の詰まった特大ボリュームの一冊です。
やっぱり僕は統計を元にした分析的な考察が面白かったかな。ライトノベル論っていろいろ取沙汰されるけれど、やはり実際の数を目の当たりにした考察がリアルに現実を言いえているような気がします。
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このライトノベルがすごい! 2009
- このライトノベルがすごい!編集部
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![[読了]このライトノベルがすごい! 2009](http://blog.ajin.jp/wp-content/cache/ttftitles/45f0d86e42a9a07eaa4abd147e449a0b.png)
















